1188 FIELD NOTESとは|身近な自然をシルクスクリーンで記録する
1188 FIELD NOTESは、身近な自然や観察から生まれたイメージを、シルクスクリーンで記録していく作品シリーズです。
完成した絵だけではなく、何を見つけたか、どう分けたか、どんな色をつくったか、どこで判断したか。その過程まで含めて、ひとつのFIELD NOTESと考えています。
観察から始める
題材は、特別な場所にだけあるものではありません。身近な虫、植物、木の表面、季節の変化。日常の中で引っかかったものを、まず観察します。
版に分ける
シルクスクリーンでは、色ごとに版をつくります。写真や絵をそのまま複製するのではなく、どこをBLACKにするか、どこをOLIVEにするか、何を残して何を削るかを決めます。
色をつくる
画面上の色と、実際に紙の上へ乗るインクの色は同じではありません。紙、重なり、インクの濃さを見ながら、その作品に必要な色をつくります。
一枚ずつ刷る
位置合わせ、インク量、圧、乾燥。条件を揃えながら、一枚ずつ手で刷ります。同じ版を使っても、すべてが完全に同じになるわけではありません。
最後は目で判断する
FIELD NOTESでは、刷った枚数すべてをEditionにはしません。KABUTOMUSHIは22枚を印刷し、そのうち18枚を完成作品として選びました。小さな差を消すのではなく、どこまでを作品として受け入れるかを最後に判断します。
No.001 / KABUTOMUSHI
最初のFIELD NOTESは、日本のカブトムシ。BLACK / OLIVE / MUSTARDの3色、390 × 520 mm、Edition 18です。
記録を続ける
FIELD NOTESは「商品を増やすため」のシリーズではありません。何かを見つけて、版にして、刷る意味があると感じたときに続いていきます。完成した作品だけでなく、そこへ至る判断も1188の記録として残します。
実際の手刷り作品を見る
1188 FIELD NOTES No.001「KABUTOMUSHI」は、BLACK / OLIVE / MUSTARDの3色を一枚ずつ手刷りしたEdition 18のシルクスクリーン作品です。