PRINTING AS A PLACE|シルクスクリーンが場所と体験になるとき|1188
シルクスクリーンは、紙やTシャツの上だけで完結する技法ではありません。場所そのもの、そこにいる人、その場で起きる体験まで含めて印刷の一部になることがあります。
イベントで、参加者が自分で刷る
2019年、渋谷で行われたOCEANS DENIM CAMPのG-STAR RAWブースでは、来場者がトートバッグへ実際にシルクスクリーン印刷するワークショップを実施しました。
完成品を配るのではなく、その場で「刷る」という行為を体験として持ち帰る形式です。
OCEANS DENIM CAMP × G-STAR RAW の制作実績 →
壁そのものへ刷る
2343 DEPARTMENTでは、店舗空間の壁面へロゴを直接シルクスクリーン印刷しました。
紙や布に刷ってから設置するのではなく、その場所にある壁そのものを支持体として使う。シルクスクリーンが「物への印刷」から「空間への印刷」へ広がる例です。
マルシェの中に印刷体験をつくる
KANAGAWA ICHIGO MARCHEでも、来場者が実際に刷るシルクスクリーンワークショップを実施しています。
印刷物だけを残すのではなく、「自分で刷った」という記憶も持ち帰る。イベントの中に小さな制作の場をつくる方法です。
KANAGAWA ICHIGO MARCHE の制作実績 →
ギャラリーでは、展示と印刷をつなぐ
LOVUS GALLERY「DOPAMINE / JERON BRAXTON」に関するワークショップでは、ギャラリーという展示空間にシルクスクリーン体験を組み込みました。
作品を見ることと、自分の手を動かすこと。その二つを近づけることも、シルクスクリーンの使い方の一つです。
PRINTING AS A PLACE
1188が考えているのは、何に刷るかだけではありません。どこで、誰と、どんな時間の中で刷るか。
印刷物そのものだけでなく、印刷が起きる場所や関係まで含めてつくることができる。それがシルクスクリーンの面白さの一つだと考えています。