シルクスクリーン かすれ にじみ 印刷失敗 1188

シルクスクリーンがかすれる・にじむ原因|初心者が失敗しやすい7つのポイント|1188

シルクスクリーンで「かすれる」「にじむ」「一部だけ出ない」ときは、原因を一つずつ切り分けると直しやすくなります。版、インク、素材、スキージ、版と素材の距離など、複数の条件が重なって起きるためです。

1. かすれる:インクが十分に通っていない

インク量が少ない、スキージの角度・圧が安定していない、版の目が詰まっている、素材表面の凹凸が大きい、といった原因が考えられます。まず試し刷りで、版の絵柄全体からインクが通っているか確認します。

2. にじむ:インクが広がり過ぎている

インク量が多過ぎる、同じ場所を必要以上に何度も刷る、版が素材へ密着したまま離れにくい、といった条件で輪郭が崩れやすくなります。版と素材が刷った直後に離れる状態を作ることも重要です。

3. 途中からかすれる:版の目詰まりを確認する

水性インクなどは印刷中にも乾燥が進みます。細い線や小さな文字から出なくなった場合は、インクがメッシュ内で乾いていないか確認します。無理に刷り続けるより、一度作業を止めて版の状態を確認します。

版の洗い方・保管方法を見る →

4. 一部だけ出ない:版と素材の接触を確認する

凹凸のある素材、縫い目、段差の近くでは、版と素材が均一に接触しません。刷る位置を変える、下に台を入れる、デザインサイズや位置を見直すと改善することがあります。

5. 輪郭が二重になる:素材・版が動いている

連続して複数回スキージを通す場合、素材や版がずれると輪郭が二重になります。印刷中に動かないよう固定し、必要以上に刷り重ねないことが基本です。

6. 細い線が出ない:データとメッシュの相性を見る

非常に細い線や小さな抜きは、版のメッシュや乳剤条件によって再現が難しくなることがあります。絵柄の細かさと印刷素材に合わせて製版条件を選びます。

メッシュ数の考え方 →

7. 最初の1枚から失敗する:本番前に試し刷りする

本番素材へいきなり刷らず、近い素材や不要部分で試し刷りをします。インク量、位置、圧、乾燥方法を確認してから本番へ進むと、失敗を減らせます。

版づくりを切り分けたい場合

露光・洗い出しまで含めて自作する方法もありますが、印刷工程に集中したい場合は、製版済みの木枠付き完成版を使う方法もあります。

B5・A4・A3の完成版を見る →

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