シルクスクリーンを1枚だけ刷りたい|版を作るべき?少量印刷の考え方|1188
「シルクスクリーンで1枚だけ刷りたい」。その場合、必ずしも版を作るのが一番安い方法とは限りません。
シルクスクリーンは、版を一度作ると同じ絵柄を繰り返し手で刷れるのが強みです。逆に、本当に1枚だけを最安で作りたい場合は、版を作らない印刷方法の方が向くこともあります。
1枚だけでも、シルクスクリーンを選ぶ意味がある場合
- 自分でスキージを動かして刷る体験をしたい
- 同じ版をあとで何度も使いたい
- インクの厚みや手刷りの質感を残したい
- 紙作品やEdition制作につなげたい
- 特殊色・特色など、インクそのものの表現を使いたい
「1枚だけ・最安」が最優先なら、別方式も比較する
シルクスクリーンは製版工程があるため、1枚だけを完成品として外注すると版代の比率が大きくなります。写真やフルカラーを1枚だけ作ることが目的なら、インクジェットやDTFなど版を必要としない方式が合う場合があります。
一方、「自分で刷りたい」「同じ絵柄を今後も使いたい」なら、完成品を1枚注文するのではなく、版だけを持つという考え方があります。
版だけ作って、自分で1枚から刷る
1188では、木枠・紗張り・乳剤・露光・洗い出しまで済ませた完成版を製作しています。完成版が届いたら、必要なときに1枚、5枚、10枚と自分で刷れます。
- B5まで:4,400円(税込)
- A4まで:6,600円(税込)
- A3まで:11,000円(税込)
1枚のために版を作るか、考える3つの基準
- その絵柄を今後もう一度刷るか — 再利用するなら、版を持つ意味が大きくなります。
- 手刷りそのものに価値を感じるか — 完成品だけが目的か、刷る行為も含めて作りたいか。
- 1色・特色の表現を使いたいか — シルクスクリーンらしいインク表現が必要か。
初めてなら1色・1版から
初めて自分で刷る場合は、1色・1版が最も工程を理解しやすいです。多色になると、色数分の版と位置合わせが必要になります。
版サイズは印刷物ではなく絵柄で選ぶ
Tシャツ全体が大きくても、絵柄がA4以内ならA4版で足りる場合があります。実際にインクを通したい絵柄の大きさを基準に選びます。
「1枚だけ」から始めても、版はその先に使える
最初の1枚はテストでも構いません。刷り方を確認し、後日別の紙やバッグへ同じ版を使うこともできます。シルクスクリーンを1枚の完成品ではなく、繰り返し使える道具として考えると選び方が変わります。
自分で刷りたいけれど、製版設備がない場合
1188では、印刷に使える木枠付き完成版をB5 / A4 / A3で製作しています。印刷する素材・インク・絵柄を確認し、製版条件を判断します。